概要about us

日本ウェルネス高等学校東京キャンパス野球部は、2011年に創部、2015年より運営母体である学校法人タイケン学園グループの「強化指定クラブ」となりました。
これに伴い、強化策の構築、寮の整備、指導者・進路先の拡充などが進みました。部員たちは激戦区東東京から甲子園の舞台を目指し、日々の練習に取り組んでいます。

変遷

  • 2011年
    創部
  • 2015年
    「強化指定クラブ」に指定
    全国高校選手権東東京大会 初勝利、4回戦進出
  • 2016年
    全国高校選手権東東京大会 東東京大会5回戦進出
  • 2017年
    全国高校選手権東東京大会 東東京大会5回戦進出
  • 2019年
    野球部専用グラウンド 開場
  • 2020年
    本校出身初 プロ野球選手誕生(埼玉西武ライオンズ ドラフト1位 渡辺健人)

応援してくださる皆さまへ

2013年当時、部員は7名。大会に出場するには他のスポーツ部から部員を借りて出場していました。公式戦で勝ったことがなく、部員達の目標は「とにかく公式戦で1勝したい」でした。2014年の秋大会で公式戦初勝利を挙げ、目標が「甲子園に行きたい」に大きく変わり、部員達に「勝ちたい」という欲が生まれました。当時の部員達はこの勝ちたいという欲のために力を絞り出すことができる集団でした。思いに乗じて、2015年に新入生25名が入学して部員数が増え、寮が始動し、野球部として軌道に乗り始めました。
部員達は野球をやる以前に「野球の前の野球」といった挨拶や返事の仕方、礼儀、感謝する心、人を思いやる心、率先垂範の姿勢など野球人の前に人として当たり前のことを当たり前にやることを学び、練習では基本の徹底、チームの決め事の徹底など「徹底の徹底」をし、組織として戦う集団となりました。また、平日は13時半から日が暮れるまで、土日は朝から夕方まで他校を追い越すために猛練習をしました。当時は専用グラウンドがなく、グラウンドが使えない日もあるため、野球の知識を深め、戦術を理解するためミーティングも多く行うなど野球漬けの日々を過ごしてきました。
伝統校であれば当たり前にあるものがなく、誰も歩いてきたことのない道を部員達は時には後ろを振り返り、道から逸れてしまいそうになりながらも、前を歩く監督を信じ、必死に歯を食いしばり、前を向いて歩いてきました。
そのプロセスがようやく一輪の花となって咲いたのが2016年の春大会でした。ブロック予選2試合を初めて勝ち上がり、勢いのまま都大会3試合を勝ち抜きベスト16に進出、夏大会のシード権を獲得しました。迎えたその年の夏大会、順調に勝ち上がり大会初の5回戦に進出、ベスト8をかけて帝京高校と対戦しました。5回終了時0-0の接戦をしたものの1-4で敗れましたが、この試合は多くの人に「日本ウェルネス」の名を知ってもらうきっかけとなりました。

現在の野球部があるのは「甲子園に行くため」、色々な思いを背負いながら道なき道を歩いて、その道標を作ってくれた部員達と学校の支援、野球部を応援してくださる人々のおかげです。様々な人から応援をしていただけるのは「誰からも愛される野球部」という野球部のスローガンに沿って行動してくれた部員達の姿によります。地域からは応援してくださる人が増え、多くの卒業生が後輩の試合の応援に掛けつけ、学校からは2019年秋に念願の専用グラウンドを用意していただきました。

本校野球部はまだまだ発展途中です。これからも多くの人達の思いを力に変え、「甲子園出場」という満開の花を咲かせるため、部員と指導者は一緒に道なき道を切り開いていきます。

新入部員数

  • 2011年
    8名
  • 2012年
    10名
  • 2013年
    6名
  • 2014年
    8名
  • 2015年
    25名
  • 2016年
    22名
  • 2017年
    41名
  • 2018年
    30名
  • 2019年
    32名
  • 2020年
    32名
  • 2021年
    35名
  • 2022年
    22名